医師の働き方

【保存版】フリーランス医師の年収は?元フリーランス医師が解説

最近、新しく出てきた医師の働き方の一つにフリーランス医師というものがある。開業医ほどリスクを取りたくないけれども、勤務医としての労働形態を脱出したいような方々は検討されること思う。この記事ではフリーランス医師として生計を立てていた私が、フリーランス医師の実態について書いていく。

  1. フリーランス医師、常勤医師、開業医
  2. フリーランス医師の年収
  3. フリーランス医師の収入を計算してみる

1.フリーランス医師と常勤と開業医

先ず、この表を見てほしい。

常勤医開業医フリーランス医師
勤務日数週4~6日週4~6日自由
給与普通高いやや高い
休み少ない少ない自由
勤務内容外来・手技
病棟管理
救急・当直など
外来・手技・経営自由
(契約内容による)
(フリーランス医師のつくりかた/おると より引用)
フリーランス医師

常勤医、開業医、フリーランス医師の比較表だね。

フリーランス医師の給与は常勤医と開業医の中間ほどになっており、また勤務日数や休みや勤務内容はすべて自由である。

フリーランス医師

どんな仕事を、どれだけこなすのか?休みをいつにするのかを、完全に自分でコントロールすることができるよ。

とにかく自由なこと、これがフリーランス医師の最大のメリットである。

私がフリーランスで働いていたときは、病院3つほどに非常勤医師として契約し、4-5日/週をそれぞれの病院のシフトで埋めていた。A病院2-3回/週、B病院 1回/週、C病院 1回/週といった形である。1カ月ほど旅行に出かけたいときは予め病院に行っておき、自分の穴は他の医師で埋めてもらうようにしていた。

2.フリーランス医師の年収

では本題のフリーランス医師の収入であるが、これはどれだけ働くのか?によって変わってくるので一概に〇〇万円ということはできない。週6でシフトを埋めている人は、週3で働く人よりも年収は2倍になる。また時給単価も人によって異なる。

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私の場合を例でとると、日給10万円の病院を週3回、日給12万円の病院を週に2回入れて、フルに週5で働くと週に54万円を稼ぐ計算になる。4倍すれば概ね月収になり、月収216万円となる。所得1,800万円を超えると所得税率が33%から40%に上がってしまうので、はたらきすぎてしまった場合は適宜長期休みなどをいれることで、所得が1,800万円を超えないようにある程度コントロールしていた。(参考:所得税の税率/国税庁ホームページ)

なお、所得と年収は異なる概念である。所得とは所得税率を計算するために生まれた概念である。所得が1800万円を超える年収はざっくりと2200万円程度になる。

フリーランス医師

所得=年収-経費-控除

3.フリーランス医師の収入を計算してみる

求人サイトをもとにシフトを埋めてみて、どれぐらいの月収になるかを計算してみる。

月~金曜日まで週5で働く想定

高い専門性が求められず対応できるもの

医師求人サイトには多く登録しておいた方が良い。登録しても、紹介を受けても医師側は常に無料だ。業者への費用は病院側が負担するようになっている。

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私自身が登録してあるサイトから週5のシフトを埋めるべく探してみた。

地域にもよると思うが、訪問診療や一般内科、救急、当直、病棟管理、検診など専門性の高くない案件ではおおむね1日8万円程度のものが多かった。

高いところで1日10万円のものもあるが、基本的には専門性が高いか、忙しい案件かの場合が多い。1日8万円で週5回勤務で組むと、月20日勤務で月収160万円、年収2,000万円ほどになる。

フリーランス医師

専門性が高くなくても年収2,000万円は到達できるね

概ね年収2,000万円ほどというがフリーランス医師の収入と考えられる。

もっと働く時間を減らして、まったりとシフトを組んでいる先生はこれよりも低くなるし、高い専門性を持つ人が高単価で働けばさらに上は狙える。特に麻酔科は高単価のバイト案件は多く、年収4,000万円~5,000万円ほど稼ぐ先生も珍しくない。

本日のまとめ

フリーランス医師はとにかく自由である。どれだけ働きどれだけ稼ぐかを自分で自由に決めることができる。

・専門不当でも年収2,000万円は可能で、高い専門性があればもっと上も狙える。