医師バイト

医者がバイトだけで生活できるのか?

かつてドクターは医局に属していないと仕事にありつけなかった。過酷な環境下でも医局に従っていないと生活が成り立たなかった。しかしインターネットの発達により、状況は一変した。医局に属さなくてもドクター個人が仕事を探すことができる環境になったのだ。この記事では、医者がバイトだけで生活することについて書いていく。

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  1. 医者はバイトだけで生活していけるのか
  2. バイトだけで生活していくための準備
  3. 目標を設定するべし

1.医者はバイトだけで生活していけるのか

結論から言うと、初期研修さえ修了していれば可能である。初期研修の2年は日本で臨床医としてやっていくためには必須になるので、ここだけは避けることができないが、最悪ここさえクリアしてしまえばバイトだけで生活していくことは可能である。

バイトだけで生活していくためには、「何ができるのか?」という部分が大切になってくる。どこで初期研修を修了するかによるので、2年間の初期研修を終えた後にできることには個人差があるだろう。しかし世の中には経験不当のバイト案件というのがあり、それに関しては医師免許だけあれば良いというような案件もある。

  • 脱毛の問診
  • 寝当直
  • クリニック透析
  • 老健
  • 慢性期病院の病棟管理

思いつく限り挙げてみたが他にもあるだろう。医師免許を持っているだけでスキルはほぼ要らないようなアルバイトは沢山あるのだ。

ドロップ医

日本の医師免許ってホントにすごいね

肝心な給料だが、アルバイトの時給相場は1万円ほどである。(寝当直は例外)経験不当でこれだけの時給がもらえるので、生活していけない筈がない。大学病院の常勤医よりも給料は高くなるだろう。

当然のことだが、できることが多いほどできるバイトの種類も増える。常勤で働いているときも自分ひとりでできるスキルを身に着けられるように意識して働くと良いだろう。

2.バイトだけで生活していくための準備

バイトだけでの生活に興味がある方、バイトだけで生活していこうと考えている方は、以下の準備をしていくと良いだろう。

  • 医賠責保険に加入する
  • 医師求人サイトに片っ端から登録する

医賠責保険に加入する

バイトオンリーのドクターは医賠責保険は必須だろう。万が一、医療訴訟となったときに常勤先があるドクターであれば病院が守っていれることが多いだろう。訴えを起こす患者側からすると、ドクター個人を訴えるよりも、病院を訴えた方が慰謝料を取りやすい。ところがアルバイト医師となると、訴訟が個人に来てしまう可能性がより高くなる。支払わなければならない慰謝料は程度によっては数千万~億単位になることもあり、これを個人で負担するのはかなり無理がある。

バイト医

バイトで生活するドクターは医賠責は加入必須

バイトで生活する医師は、万が一の医療訴訟に備えて、医賠責保険に加入するべきである。医賠責保険は民間医局で加入できる。



医師求人サイトに片っ端から登録する

自分にどのようなバイトができるのか?それを実際にチェックするには、求人サイトに登録するとよい。実際に登録してみて、自分ができるアルバイトがどれだけあるかを見てみるとよい。経験不当の案件も多いことがわかる。

どれだけ登録してもお金がかかることはないので、実際に自分の目で、自分ができるアルバイトがどれだけあるかを確認するべきである。

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3.目標を設定するべし

バイトだけで生活するとなると、時間もお金も手に入る。反面、自由が効きすぎるというところが逆に問題になる。バイトだけで生活していく上で、何を目標にして、どれだけ働くのか?を明確にしておく必要がある。

とある医師

私は5年で貯金5,000万円を作ることを目標に、週4日フルで働き、週1日を勉強時間にあてるようにした。残りの時間を家族と過ごす時間にあてるように計画した。

貯金5,000万円がたまった後は不動産・株式など資産運用に取り組み、FIREを目指す。

ここは軽視されがちであるが実はかなり重要なことである。目標を持たずに自由な世界に飛び出してしまうと、やみくもに働いているだけになってしまう。

何のためにバイトで生活する道を選ぶのか?それを明確に持っておこう。それも具体的であればあるほど良い。

バイトだけで生活するためのポイント

・初期研修さえ修了していれば医者がバイトだけで生活することは可能である

・医賠責保険には加入するべし

・医師求人サイトには片っ端から登録しフル活用するべし

・何のためにどれだけ働くのか、目標を明確にするべし