医師の働き方

医師が医師以外の仕事に転職する道/医師免許の徹底活用方法!

臨床医として数年活躍された後、自分の仕事に楽しさを感じられなくなっている医師の方は少なくないのではないだろうか。そんな方向けに医師以外の仕事に就く道について考えていこうと思う。医師免許を取得された優秀な方々だからこそ、一度きりの人生、悔いのない人生を歩んでいただきたい。

転職医師

これが本当に自分のやりたいことだったんだろうかと、今一度考えよう

  1. これからの時代は医師以外の道に目を向けることも必要
  2. コンサル業界へ転職
  3. 医療系ベンチャーへ転職
  4. 製薬会社・保険会社へ転職
  5. 弁護士になる
  6. 不動産投資をする
  7. 起業する

1.これからの時代は医師以外の道に目を向けることも必要

昔から医者が食いっばぐれることはないと言われ続けてきた。今もなおその状況は続いており、この先10年は大丈夫だろう。しかし現在は日本では医師は増え続けており、2030年には医師過剰の時代が来ると言われている。

厚生労働省は12日、働く医師の総数が2028年ごろに約35万人となり、必要とされる医師の数と均衡して「医師不足」が解消されるとの推計を公表した。医学部の定員増を受けて、高齢化に伴う医師の需要増をまかなえる見込みだ。その後は人口減少によって必要な医師数が減り、医師が余るとしている。今後は医学部定員をどう調整していくかが焦点になる。

医師需給 28年ごろに均衡 厚労省推計、将来は供給過剰に  日本経済新聞より

そのころには需要と供給バランスが変わっている可能性は高く、今ほど医師が重宝される時代ではないだろう。医師としての仕事が楽しく、生き生きと毎日仕事をしているドクターならそれで構わない。しかし、医師としての仕事が合わないと感じている方であるならば、今一度、医師以外の道を検討してみてはどうだろうか。

医師免許が病院で必要とされるのは当然のことであるが、医師免許が必要とされる場所は病院以外にもある。働く業界を変えてしまうだけで、自分自身に価値を作ってしまうことができるのだ。折角、医師免許という希少価値の高いライセンスを持っているのだから、その希少性を大いに活用するべきである。

医師以外の道に進み、失敗したとしても大丈夫だ。臨床から一度離れても、医師の働き口は沢山ある。時間を見つけてスポットでアルバイトを探しても良い。いくらでもやりようはあるのだ。リスクは限りなくゼロなのだから、自分の可能性を医師として働く以外の道に掛けてみるのも面白いのではないか。

2.コンサル業界へ転職

医師が医師以外の道で活躍できる場として最初に挙がるところとすればコンサル業界だろう。

コンサルと聞くとよくわからないという方もいるかもしれない。コンサルとは、consultななわち相談する、助言を求めるという意味である。クライアントからの相談を受け、アドバイスを提言する仕事である。

戦略系・IT系など様々なジャンルがあり、一言にコンサルといってもその業務は多種多様といえる。マッキンゼー、A.T.カーニーなど有名どころは一度は聞いたことがあるのではないか。これらは戦略系コンサルと言われるが、知り合いの医師で初期研修終了後にこういったコンサル業界へ就職した先生は何人か知っている。

医師の場合であれば、コンサル業界の中でも、医療・ヘルスケアの分野のコンサル業界では活躍できる可能性が大いにあるだろう。

先生方の能力によるが、年収1,000万円オーバーも十分狙える業界だろう。

3.医療系ベンチャーへ転職

医療系ベンチャーも医師であることを生かせるひとつの選択肢である。

医療業界へ違った方面から貢献できるので、臨床医とは違った面白みを感じることができるだろう。将来的なやりたいこと探しや、自身の起業のための修行と考えるもよいだろう。

欠点としてはやや年収が下がる点か。医師では年収1,000万円を超えている方がほとんどであると思うが、医療系ベンチャーで初年度から年収1,000万円を出す会社はあまりないと思われる。収入の補填として、週1で医師のアルバイト+医療系ベンチャーで働くというのも一つの手だろう。

4.製薬会社や保険会社で働く

大手製薬会社保険会社はドクターを募集している場合がある。どんな以後と内容なのか?は勤務先によりけりで、雇用形態など一概にまとめることはできない。

最近では医師向け転職サービスでも民間企業への転職を促すようなパターンもある。エムスリーであれば医師向けの民間企業への求人も紹介してくれる。

5.弁護士になる

医師免許に加えて弁護士資格まで取得し、いわゆるダブルライセンスを目指すというもの。

優秀な方なら大いにチャレンジしていただきたい。世間一般的なプラチナ資格を二つ取得しているとのことで、とても尊敬されることだろう。希少性が高く、あなたでなければ解決できないような仕事も多いだろう。

特に医療訴訟ではかなりニーズがあるのではないか。

6.不動産投資をする

医師免許を有効活用する例として不動産投資を挙げたい。

不動産投資は金融機関から融資を引いてレバレッジをかけて行うのが基本である。1,000万円の保有資産でも、1億円以上の物件を保有することができ、そこから家賃収入を得ることができる。

医師大家

金融機関からの融資が引けるかどうかという部分に関して、医師免許はとても強いのである。

医師は金融機関からの評価が高く、他の人よりも有利に不動産投資を行うことができるのである。もちろん、沢山勉強しなければならないこともあるが、しっかり勉強さえすれば失敗しにくい。

不動産投資で成功し、本業の医業収入を上回る家賃収入を得ているドクターは沢山いる。

7.起業する

自分のビジネスを持っている方なら起業してしまうのも手である。先ほど医療ベンチャーに就職するということを書いたがそのような医療ベンチャーをあなたが作ってしまうというものだ。成功したときの見返りはとても大きい。実際に起業して成功しているドクターの方は最近では珍しくない。

とくに自分のビジネスを持っていない方であれば、コンサル業界や、医療ベンチャーへの転職し、その経験をもとに起業するという流れが一般的ではないか。

医師が医師以外の仕事に転職する道 まとめ

医師は臨床以外の現場でも十分働く道がある。臨床医が合わないと感じているのであれば、是非医師以外の道にもチャレンジしていただきたい。