私はこれまで合計2回医局を辞めている。
辞め方云々はおいておくとして、辞めた結果、自由な時間は数倍になり、収入も数倍になった。2回とも、辞めた結果、人生はよりよいものになった。
私以外の人たちはどうか?
スポットや定期非常勤で生活費を稼ぐフリードクター
医局を辞めフリーランス麻酔科医になったドクター
美容へ転科したドクター
医局を辞めた人たちを何人か知っているが、
全員「辞めてよかった」と言っている。
なぜこのようなことが起こるか?
医局は良い面もある。
何も考えなくても、最低限度の技術を持った一人前の医師になれるシステムは素晴らしい。しかしその一方で、沢山の時間とお金を犠牲にしている。現在の医局制度は医局員から膨大の時間とお金を搾取している。
医局員が1カ月かけて稼ぐお金を、普通の医師がバイトで2日で稼いでしまうのである。
このような事実を納得できる人は少ない。
今の医局制度はあまりに理不尽すぎる。
今後少しずつ改善されていくかもしれない。
しかし概して医療業界は古く世の中の流れに対して、変化が遅く、我々が生きているうちに労働環境が完全にホワイトになるとは考えにくい。
医局が自分に合っていると感じている方はそれで構わない。
しかし、医局に所属していて今の環境に満足していないならば、医局を辞める選択肢を検討するのは良いことだ。
医局に入るためのビジネスは存在しないが、
医局を辞めるためのビジネスは存在している。
この理由がわかるだろうか?
入るのは実に簡単で、抜け出すのが難しい仕組みになっているからである。
最近は時代の流れから医局を辞められないということはなくなってきているが、依然として辞めにくかったり、なかなか辞めさせてもらえなかったりするのも事実。
このブログではドクターが充実した人生を過ごせるようになるために、私のノウハウを惜しみなく公開していく。タメになる内容になっているので、定期的に訪問してほしい。