医局をやめる方法

【保存版】円満に医局を辞める方法。実体験に基づき医師が解説。

医局を揉めずに辞めることは大切である。辞めた後に医局との良好な関係性を保っていくことは後々の医者人生にとって大きくプラスである。ほとんどのドクターはどこかのタイミングで医局を離れることになる。この記事はそのための羅針盤となるだろう。

  1. 医局を辞めてどうしたいのか?を固めよう!
  2. 医局を辞める時期を決める
  3. “表向き”の理由を考えるべし
  4. やめる事を打ち明ける人やタイミング
  5. 焦らず、ゆっくり、確実に

1.医局を辞めてどうしたいのか?を固めよう!

医局をやめて自分はどうしたいのかということに関してしっかりと固めておこう。

これまで「あらかじめできた道」道なりに進んできた方も多いたもしれないが、こりからは自分の進む道は自分で決めていかなければならない。そこで医局を辞めるメリット・デメリットについて今一度よく考えた上で、自分が医局を辞めたい本当の理由、医局を辞めてどうしたいのか?をはっきりと決めておくべきである。

医局を辞めて後悔した人はいない/医局を辞めるメリット・デメリットに関して解説

医局辞めた医師

ここがブレてしまうと後々立ち向かう困難に屈してしまう。

この先、医局を辞めることを止められることも多いだろう。しっかりとした自分の軸があれば進めるはずである。

収入アップのためであれば、年収はいくらを目標にするのか?貯蓄の目標はいつまでにいくらなのか。

開業のためであれば、いつから始めるのか。

他にやりたいことがあるならば、どれぐらい医師としての仕事をするのか・・・・など。

当たり前のようであるがこの部分は非常に重要である。逆にここがしっかりと固まっておらず、ただ辛いから、キツイから、など曖昧な理由であると辞めた後にも行く場を失うことが多いだろう。

2.医局を辞める時期を決める

いつ辞めるのかをしっかりと考えよう。

医局の制度上、辞めると言ってすぐにやめさせてもらえるものではない。辞めると言ってから1年間はやめさせてもらえないという医局もある。そのことを考慮して、実際に自分が辞めたいと思う時期よりも半年~1年ほど前に打ち明けると良い。

辞めた後の生活もあるが、医師の求人市場は売り手なので、2~3カ月もあれば十分に就職は決まるものである。

医者がバイトだけで生活できるのか?

3.”表向き”の理由を考えるべし

あなたが医局をやめたい本当の理由はなんだろうか。その中には不純な理由もあるだろう。しかし、医局に辞める意思を伝える場合は、本音と建前を使い分ける必要がある。医局は人ではなく組織であるため、医局が納得する理由を用意することは、医局のメンツを守る意味でも大切だ。

医局やめる意思

医局のメンツが潰れるような理由を認めてしまっては、他の医局員に示しがつかない。

医局の人は、あなたが不純な動機で辞めようとしていることはわかっているだろう。わかっていても、それを表立って認めるわけにはいかないのである。

医局として認めてもらうにはやむを得ない事情が必要なのだ。

それが大人というものである。

具体的には「家庭の事情」が最も納得してもらいやすいだろう。

退局したいDr.

実家を継がなくてはならなくなった

退局したいDr.

結婚したため、地元に帰らなくてはならなくなった

家庭の事情をうまく持ち出すことが円満対局につながる。家庭の事情がうまく作成できなかったとしても、医局が納得せざるを得ない「やむを得ない理由」をしっかりと考えよう。それが医局に対しての礼儀というものだ。

この理由づけを誤るとめんどくさいことになる。

職場環境などを理由にすると、異動による解決策を提案されたりする。キャリアプランをうまく理由づけできればいいが、なかなか難しいようにも思う。

やはり「家庭の事情」をうまく取り入れて理由固めをするとよいだろう。

医局を辞める理由は本音と建前を使い分ける必要がある

家庭の事情などやむを得ない理由を作ること

4.やめる事を打ち明ける人やタイミング

誰に打ち明けるか?また、いつ打ち明けるか?について考えておくことは大切である。

最初に話を持って行く相手を間違えると後々面倒なことになる。必ず、直属の上司、もしくは医局長に最初に話を持って行くべきである。

話をもっていくタイミングとしては、なるべく早くがよいだろう。

医局を辞める事を打ち明けるタイミング

5.焦らず、ゆっくり、確実に

医局を辞めるというのはあなたの医師人生にとって大きな一つの仕事である。医師人生のすべてをずっと医局で過ごすという人は最近では少数派である。円満に医局を辞められることを最優先にしっかりと進めよう。

焦りすぎて順番を間違えたり、医局を怒らせてしまっては本末転倒である。

確実に進めていく必要はあるが、正しく進めていこう。