当直

時には名医になりうる

今日はすげぇイイ日だった。

簡単に説明すると

見逃しやすい場所にあった

くも膜下出血を俺が見つけたってことで

いろんな人にすげぇ誉められたんよ。

 

肝心のCT画像は微妙で、あんま自信なかったんだけど、

脳神経外科指導医曰く

「あれは最初のCT画像1枚で100%クモ膜下出血確定!

 自信持って言っていいよ!」

と言い切っていた。

 

普段は研修医をdisる場でしかない朝カンファで、

そんな副院長がみんなの前で褒めてくれていたらしい。

普段滅多に褒めないような先生からも

「よく目つけたね!」なんて言われちゃって。

俺的には単にヒキ強だっただけな気がするけど、

研修医にとってこんなに嬉しいことはないでしょ。

 

ぶっちゃけマカオで50万円勝つより嬉しいよ。

・・・ってのはさすがに嘘だが、

それぐらいすげぇ嬉しかったんよ。

 

駄菓子菓子、

俺はそのことを自慢しようとしてこの記事を綴っているのではない。

ぶっちゃけ誰でも沢山の患者を見ていれば、

こーいった神症例は確率的に生まれてくる。

 

今日は神扱いされた俺だが、

これまで沢山の見逃しもしてきた。

虫垂炎見逃し、

骨折見逃し、

総胆管結石+胆管炎を検査せずに帰す(超重罪)…etc

逆に今回のような神症例もいくつか持っている。

 

要するに何が言いたいかというと、

誰でも見逃しもするし、誰でも名医になりうるってこと。

絶対に見逃しをしない医者なんて

この世に存在しないと思う。

 

だから大事なのはダブルチェック、トリプルチェック。

それは別に上級医である必要はない。

同期でも後輩でもいい。

デキるコ・メディカルでもいい。

(ちなみに当院のレントゲン技師の読影力は研修医のはるか上を行く。)

俺の見逃さない確率が90%だとして、

後輩君の見逃さない確率が70%だとすれば、

その2人がダブルチェックすることで見逃さない確率は

(1-0.1×0.3)×100=97%となる。

どんな戦闘能力の人であったとしても、

ダブルチェックをお願いするに越したことはない。

 

というわけでたまたま俺の株が上がったスバラシイ1日でしたが、

明日からも神症例のストック見逃し症例の反省を繰り返していこうと思う。

 

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