1夜に1教訓以上

当直重なったんで、月4回の当直も今月あと1回。

当直すればまあまあお金もらえるし、

研修医イチ勉強になる場面ではあるんで、

普通の平日当直なんかは増やしてもいいかなとか思ってる。

 

彼女もいなくなっちゃったし基本的に暇だしね。

 

わりとパターン化されてきてしまっている救急外来なんだけでも、

それでもなおやっぱり、

ひと当直するたびに、必ずひと教訓以上は毎回あるもんで。

1夜に1教訓以上は必ずあると思ってるんよ。

 

昨晩の手柄としてはt-PAの話。

ちょっと恥ずかしいことかもしれんけど

2年生になりながら、

t-PAの適応と禁忌に関して無知すぎたようだった。

 

言い訳をすれば、

これまで沢山の脳梗塞を診断してきたけども、

t-PAの適応になるような発症早期のものってかなりレアで、

かつ診断から先は脳外科にほぼ丸投げ状態だったんで、

あまり目の当たりにする機会がなかった。

 

そんな中、昨日の深夜に、

発症早期の、いかにも脳梗塞です!!!ってのが来たんで、

これはt-PAになるかもしれんって

早くしなきゃーーーって、

俺自身一人でかなりtachyってたんよ。

ほんでMRIの拡散強調画像で脳梗塞が確定した時点で

速攻で脳外に電話した。

「t-PAの適応がー」ってね。

結果的に症状が軽いんで適応外ってことになったんだけども、

俺の早漏な電話が、

いかに論外であるかを後々思い知った。

 

t-PAの禁忌ってめちゃくちゃ沢山あるようだ。

それらに一つ一つ該当しないかを、

沢山の情報量の中から、

速攻でアセスメントしなきゃならないらしい。

2012年にかなり変更になったらしいが、

以下2012に新しくなったものを載せておく。

 

t-PA禁忌(2012)

・発症4.5時間超え

・非外傷性頭蓋内出血

・1ヶ月以内の脳梗塞(TIAを含まず)

・3ヶ月以内の重篤な頭部脊髄の外傷あるいは手術

・21日以内の消化管あるいは尿路出血

・14日以内の大手術あるいは頭部以外の重篤な外傷

・クモ膜下出血(ギ)

・解離の合併

・出血の合併

・降圧療法後の収縮期血圧185mmHg以上

・降圧療法後の拡張器血圧110mmHg以上

・重篤な肝障害

・急性膵炎

・血糖異常(50以下、400以上)

・血小板10万以下

・PT-INR>1.7

・APTT延長(前値の1.5倍を超える)

・広汎な早期虚血変化

・圧排所見(正中構造偏位)

(これらにプラスして慎重投与も沢山ある)

 

・・・というわけで、

情報量が少ない段階でのコンサルトがいかに早漏かを思い知った。

恥ずかしい思いをしたんでこれを機に次回からは、

上にあるものぐらいは自力でアセスメントしてから

コンサルトしようと思った。

 

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