妖怪と呼ばれた麻酔科医

どうも。

産婦人科医16日目となりまして、

年末がほぼほぼ休みなことを考えると2/3は消化したと言えましょう。

残り数少ない産婦人科Life

 

 

ぶっちゃけ婦人科のopeはほんとにどうでも良いので、

opeに入れさせられていても、

常に麻酔科医の動きに目がいってしまう。

婦人科のope自体よりも、

麻酔科専門医がどんな麻酔をやっているかが気になる。

 

 

そうこう日々、観察していくうちに

この病院では常勤の麻酔科医は沢山いるが、

一人だけ異次元の麻酔科医が存在することを知る。

 

 

動きのキレが違うのに、どこか落ち着いた雰囲気。

溢れんばかりの実力からくる余裕な雰囲気。

 

 

その異次元麻酔科医が、一人で導入する機会にある日、

偶然立ち会わせることができた。

 

 

・・・導入なのに手袋していない。

 

 

-どういうこと?

これから挿管するんじゃないの?

開口するのに、汚くねぇ?-

 

 

・・・とか思ってると、

クロスフィンガーで開口することなく、

いきなりブレードをぶち込んだかと思ったら、

あっという間に挿管されていた。

その間、2秒もなかったと思う。

 

 

俺は目の前の出来事に呆気にとられていた。

 

 

こんな挿管見たことねぇwww

やべぇwww

すごすぎるwww

 

 

そしてエコーを持ち出して、腹横筋膜面ブロック。

このブロック注射もあっという間。

「最近、硬膜外麻酔は危ないっていうことで、

 より抹消の神経をブロックする流れなんですよ」

とか言っていた。

 

 

術中にも気づいたら、

最近流行りの麻酔であるデスフルランで維持していた。

デスフルランを使ってるのを見たのは初めてだったので、

俺は内心、一人で興奮していた。

 

 

手術は順調に終わったものの、

閉腹後の腹部レントゲンで、

異物かもしれない陰影が移っていたため、

再度開腹するか否かと色々と議論する場面があったのだが、

そのトラブルに関してもコマンダーとなり、

指揮をとっていたのは、

この異次元麻酔科医であった。

 

 

・・・

か・・・

かっこ良すぎる! !

 

 

 

気づけば俺は、

この得体の知れないおばさん麻酔科医に、

完全に心を奪われていた。

 

 

後々周りに話を聞いてみると、

どうやらこの麻酔科の先生は部長らしく、

麻酔科以外の他科のドクターからも、

とても信頼されているらしい。

 

そして人間離れしたその手技の上手さと早さ、

実力から「妖怪」と呼ばれているという。

 

 

 

あるとき腰麻が入らないってことで、

彼女を呼んだらしいんだけども、

この先生がオペ室に入室した途端に、

腰麻が成功したらしい。

彼女クラスになると、

自らの手を下さずとも手技を成功させられると、

病院の伝説になっているという。

 

 

自分もそんな頼られる存在になりたい。

スーパー麻酔科医になりたい。

そんなことを感じた産婦人科ローテートの夜でした。

 

 

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