上医のツボを刺激する

初期研修医として臨床に携わっていると、

上医のベテランの先生と関わることも多い。

そんな上医にもそれぞれ意外なツボがあって、

面白いと感じることが時々ある。

 

Case 1 )小児科医の場合

俺がまだ1年生の当直の時。

主訴:咳 のお子さんに、

胸部レントゲンを2方向でオーダーして、

正面像ではパッと見何も写ってないんだけど、

側面像でモヤーっとした影が写っていて、

「こ、これって、もしかして肺炎・・・?」

って思ってその時点で小児科の先生にcallしたんよ。

そしたら「肺炎でいいと思います」って言って、

わざわざ病院に診に来てくれたんよね。

 

そしたら、普段滅多に褒めるような先生じゃないのに

満面の笑み

「先生!すごいね!!これはすごいよ~!

 CTで診断するならまだしも、レントゲン2枚で!

 いや~すごい!

 さすが娘の同級生だわぁ~!」

意味不明に大絶賛された。

最後のさすが娘の同級生ってのもよくわからんかった。笑

誰が見てもわかるような影だったし、

全く凄いことはしていないのに。

正面像ではわからない側面像での肺炎像が

ツボだったとしか考えられなかった。

 

それからしばらく経ってから、

CT撮って肺炎と診断つけられて入院していた子供がいたんだけど、

「○○先生はCTで診断してたけど、先生は必要ないもんね^^」

と、まだ言ってた。笑

よほどのツボだったのだろう。

 

Case2) 麻酔科医の場合

これもかなり昔の話なんだけど、麻酔の本を読んでいたら、

麻酔導入薬にケタミンというのがあると書いてあった。

普段の導入だとプロポフォールorチアミラールの2択だけども、

その2剤とは全く違う作用機序で鎮静し、

鎮静薬なのに血圧を上昇させるという。

これ、ショック状態の緊急opeとかにいいんじゃねぇーのとか思って、

麻酔科の先輩にチラっと聞いてみたんよ。

「先生、ケタミンで導入したことありますか?」と。

たった一言これだけ。

するとその麻酔科医は満面の笑み

「おぉ!お前もついにその域に達したか!^^」

と、意味不明にすげぇ嬉しそうだった。

普通に質問しただけなのに、かなりのツボだったのだと思われる。

 

Case 3)脳外科医の場合

以前のブログ記事

時には名医になりうる

に書いた話題なんだけども、

俺が指摘したSAHがその脳外科医にはツボだったらしい。

朝カンファでみんなの前で取り上げてくれた上に

「あれは100%SAH確定!疑いじゃない!自信持っていいよ」

と、遠くの方からわざわざ歩いてきて言われた。

すげぇ嬉しそうだったんで、きっとツボだったに違いない。

 

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