gentlemanな挿管を目指して

一般向けのブログ内容にシフトするとか言いつつも

またこんなタイトルの記事を書いてしまう。

追々ってことで、まだいいよね???

 

ちなみにgentleman=紳士って意味で、

挿管ってのは、自分で呼吸できない患者の呼吸の通り道に、

管を入れる手技のこと。

その管に人工呼吸器をつなぐので、

機械で呼吸させるための手技ってことになる。

英語ではintubationというらしい。

 

俺は研修医のうちに経験する初歩的な手技の中で、

一番この気管挿管が好き。

他の手技ってクズることが結構あるけど、

挿管はすぐに終わる手技だし、

できるかできないか、

gentlemanかgentlemanじゃないかが明白。

あっさりとした芸術的な手技。

 

俺の中で1年生のうちは挿管できるようになるかが目標、

2年生ではいかに

gentlemanに挿管できるようになるかが目標だと思ってる。

 

このことに俺が気づいたのは、

1年目の麻酔科ローテート中の全身麻酔導入時だった。

俺が挿管を終えた後、

わが病院のイケイケ麻酔科指導医にこう言われた。

 

「・・・カッコ悪い!

 もっとカッコよく挿管しなさい!」

 

こんな怒られ方をするのは初めてで、

頭の中に?マークが沢山浮かんだが、

気管挿管は芸術でありアートであるという名言を思い出し、

その日からいかにgentlemanに挿管するかが俺の課題であった。

 

gentleman挿管は単にカッコつけの域の話ではなく、

患者の負担の軽減にもつながる。

意識のない患者でも、

喉頭展開後に血圧や脈拍が跳ね上がるのを見ていれば、

気管挿管がいかに侵襲的であるかがよくわかる。

gentleman挿管は、

いかに患者にやさしい挿管ができるかが勝負。

 

力づくで喉頭展開 → ×

力づくで管を入れる→ ×

姿勢が悪い→ ×

 

俺自身も挿管については勉強した。

まずマスク換気がうまくいくポジションと、

挿管がうまくいくポジションは似ているようで、全然違う。

マスク換気はベッドが低いほどやりやすい

挿管はベッドが高いほどやりやすい

マスク換気は肩の下に枕がある方がやりやすい(気道確保)

挿管は頭の下に枕がある方がやりやすい(sniffing position)

あと左手で声門を探している最中でも、

右手でいかにsniffing positionを維持するかは、

すげぇ大事だと思ってる。

 

gentlemanに挿管できないなら、

全部AWS(エアウェイスコープ)で挿管すればいいじゃん

・・・って話になってしまいますからね。

 

って今日も全然一般ピープル向けの記事じゃなかったね。

これからは糖尿病の話とかもしていこうかと思います^^

ではまた明日。

 

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