救急外来パターン紹介

医大生ブログ脱却を目指して。

たまには良記事を目指してみよう。

1年近く当直をやっておりますが、

救急外来で多いwalk inパターンをご紹介。

 

1.頭部外傷

頭を打ったといってくる。

大体は頭部外傷の注意事項の紙をお渡し→ロキセフ帰宅

といったパターンにいきつく。

・・・というか98%はロキセフ帰宅。

問診+診察としては、神経学的異常があるか否か。

問診でルーチーンで聞くことは

意識消失の有無、嘔気嘔吐の有無、麻痺の有無の3つ。

これらがなくて、全然元気だったら

そのまま注意事項の紙+ロキセフ帰宅でいいと思うけど、

ちょっ心配だったら頭部CTをとってしまえばそれでok。

骨折、出血がないことを確認して

頭部外傷説明+ロキセフ帰宅+明日外来来てね

で文句は言われまい。

 

2.熱発

最近発生したっていう若い人の元気そうな熱発は、

基本、解熱鎮痛剤処方の帰宅 → 明日の内科受診指示

でいいと思ってる。

ほとんど夜に空いてるからって来てるだけの人が多いから。

明らかに元気無さそうだったり、

意識やらvitalやらおかしければ採血とか検査すればいい。

入院方向で考えるものとしては簡単に

・数日間、飯が食えてない

・general appearanceが悪すぎる

・高齢者

の3つだと俺は思ってる。

救急外来で大事なことは診断をつけることじゃないから。

明日の日中の外来に誘導する仕事が80%以上を占める。

 

3.傷

ナートしてやって、化膿止めと痛み止め出して、

明日の形成外来来てねで基本的にはok。

化膿止めはケフラールが好き。

例外としては、猫に噛まれた傷。

がっつり切開が必要だったり、

点滴してやらなきゃならなかったりで色々と厄介。

 

4.頭痛

頭が痛いといって来るパターン。

怖い頭痛(2次性頭痛)を除外した上で、

「機能性頭痛ですね」といってロキセフ帰宅パターンをたどる。

そのためには頭部CTをとるか、

怪しければルンバールまでやる必要があるが・・・

俺は今のところwalk inでの2次性頭痛は未経験。

見逃したら怖いね~–;;

 

5.胸痛

救急的にはACS,緊張性気胸,大動脈解離,肺塞栓の4つを否定して

初めて帰せるという厄介すぎる主訴。

これら全てを完全に否定するには

採血、心電図、造影CTまでフルコースで必要なんで

もう厄介すぎますこれ。

最低限度、心電図は取らざるを得ないとして、

それ以上は問診と診察で否定的して明日外来来てね

・・・とやっていないと回らない。

難しい主訴。

 

6.腹痛

これは一番難しいんじゃないかと思う。

腹痛だからといって腹が悪いとは限らないし、

鑑別疾患が山ほどあるし、

さらにemergencyが沢山潜んでいるっていうから怖い。

時と場合と状況に応じて色々と変えていかなきゃならない。

 

7.蕁麻疹で痒くて寝れない

俺だって蕁麻疹で痒くて寝れないことなんて何度もあるわ!!(怒)

・・・とイライラしつつも、

呼吸器症状がないことを確認して、

点滴してやって明日の皮膚科受診への流れとなる。

 

8.転んで腕/足/腰など痛い

ほぼルーチーンでレントゲンをとって骨折を確認する。

骨折がはっきりしなくても、

シーネ固定して明日の外来へ誘導すればまず怒られない。

歩けないとなると入院が必要になってくる。

 

walk inの90%はこんな感じ。

明日の外来に誘導するのが

仕事のほとんどを占める

といっても過言ではない。

極論を言えば、外来に来てくれるまでに急変しなければ

それでいいわけだから。

 

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