【重要】マラリアをよく診る医師さんよりコメント

以前の記事 ⇒ マラリアがアツイ!?107回国試

こちらの内容について、

マラリアをよく診る医師様からコメントいただきました。

そのまま転載させていただきます。

>三日熱、卵形、四日熱の急性期 → クロロキン
クロロキンは日本では1974年以降、使用できません。
国際的な治療薬という意味では正しいです。

> 三日熱、卵形、四日熱の予防薬 → プリマキン
予防薬というのが、再発の予防(根治治療)ということであれば、
三日熱マラリア、卵形マラリアは
ヒプノゾイドが肝臓に残るので正しいです。
感染の予防にプリマキンを使用することは、
現在勧められていません。

> 合併症の無い熱帯熱マラリア → メフロキン、キニーネ(内服)
これは、国内の治療という意味では正しいです。
ただし、国際的な第一選択薬ではありません。
昨年の暮れに、第一選択薬のひとつである
アトバコン・プログアニルが承認されたので、
年内に発売される予定です。
これは感染予防にも使用できます。

> 重症熱帯熱マラリア → キニーネ(静注)、アーテスネート
その通りですが、
単剤ではなくて上記のどちらかをキードラックとして、
多剤併用療法が必要であることがポイントです。

> (クロロキン耐性株は熱帯熱の治療に準じる)
これは非熱帯熱マラリアの治療ということですね。

ちなみにマラリアは感染症法4類で届出疾患ですが、
感染症研究所によると
近年の年間の報告数は50-60例程度です。

国試で出すような内容的には
アフリカ帰りの発熱で重症化しやすい緊急疾患。
ギムザ染色でマラリア原虫の写真を出して、
熱帯熱マラリアというくらいがスタンダードのような気もします。

それでは、国試頑張ってください。

ありがとうございました!!

イヤーノート2012から抜粋したのですが、

イヤーノートの内容と多少食い違う部分があったようです。

知識の訂正の方をよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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